瞬発君
金型に使用するコイルスプリングを瞬時に検索できる EXCEL のマクロブック、初期圧検索版の [瞬発君PRE] と最大圧検索版の [瞬発君MAX] の2つが用意されています。

コイルスプリングを金型に使用する場合、限られたスペースの中で、必要なたわみ量と圧力を発生でき、初期締め込み量が一定の範囲に収まる(ストリッパーボルトで締め込みが出来ないと困る)ものを選定しなければなりません。 必要なたわみ量から勘で目星を定めて、カタログ記載のばね定数から初期圧力、最大圧力や圧縮長さなどを電卓で計算、大体数回の繰り返し計算を行ってちょうど良いものを見つけ出します。 そんなの何十年も前から当たり前にやっていて、誰も面倒だという者はいませんでした。 でも慣れない人がたまにやると、すごく手間がかかることに気づいたりするのです。

計算式は至極単純なんです。 でも自動化しようとすると面倒な事が一つ、それはカタログのデータをすべて入れておかなければならない・・・ 丸線ばねは少し用法が異なるので除外して、M商事のコイルスプリングに限定、約 2750 種類。 この入力に数日を要しました。

上の画像が検索画面、ここに希望の圧力やたわみ量などを入れると、候補が何本見つかっているかを表示します。 0本なら希望値を緩和、多すぎたら制限を厳しくして候補を減らします。

そのまま結果表示ボタンを押せば、選択されたコイルスプリングのカタログ緒元と共に、設計製図に必要なすべての数値が表示されます。 あとはその複数の候補からお好み一つを選択するだけでです。 下の画像が結果表示画面です。

設計チームの調査だと、スプリング1種類の選定時間は、カタログ手作業で 5分 瞬発君で 3分。
Hyper Cap Station から調べた最近の年間使用バネ種類 713種に効果時間 2分を掛けて割り出した結果は 24時間/年でした。 金額換算すると 100,000円にも満たない、いやいやカタログ手作業で 5分ってのが怪しい、選び直したりする時間とか入ってないんじゃないか?。 実際にはもっと効果が大きいはずだと、、、作った本人は信じて止みません。