会社の特徴・事業内容 |
金属の薄板をプレス成型して自動車などに使用される部品を多量生産するために使用される道具を板金プレス金型と言い、お客様(部品量産工場)ごとの要求や設備内容に最適化させた完全受注生産品であり、計画発案から完成までに数か月を要して製作されます。 例えば自動車の場合、月に2万台売れる一つのモデルが4年間生産を継続するとすれば全部で96万台にもなります。 1つの部品に使用する金型は基本的に1セットしか用意しませんので、その間ずっと安定して部品生産が行えなければなりません。 壊れ難くて修理し易いこと、安定した品質を継続できること、使う人に優しく安全であること、どれ一つ欠けてもダメな道具づくり、私たち金型屋はものづくり業界の中で取り分け重要な役割を担っているのです。 新興製作所は1961年創業以来、豊富な経験と高い技術力を有する提案型企業として、お客様から高い信頼を得る、板金プレス金型の設計製作専門メーカです。 主たる受注は自動車のリインフォースメントやエクステンションなどの骨格補強部材、ドアヒンジやステアリングメンバー、フューエルフィラーなどの小物機能部品、中でも難易度の高い自動化金型を得意としています。 |
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育成方針・社内教育 |
金型製造に関する専門の教育機関や現実的有効な書籍はほとんどありませんし、受注生産一品加工の工場ですので、組み立てラインの反復動作の様な簡単に覚えられる作業ではありません。 基本業務はすべてOJTによって時間をかけて経験を積んでいきます。 まず始めはボール盤やフライス盤などを利用して基本的な部品加工を経験しながら、徐々に設計図を読み取る訓練も行っていきます。 基本的な部品加工を習得したら、組付け作業とプレス機による試し打ちを経験し、発生する問題の対策を経験し、板金プレス金型に関する一通りの内容を習得したら、一人で問題を見つけ出し解決できる能力を身に着け、指示がなくても行動できる様になるまで習熟を重ねていきます。 その後は適性に応じて高度加工チームや設計チームへの配置異動の可能性もあります。 より高い習熟度と幅広い視野を磨きリーダーシップ能力を身に着けて、それぞれのチームの主任技師を目指してください。 |
求めるべき人材 |
学歴も成績も職歴も資格も一切問いません。 ものづくりが好きな方、解らないことは素直に人に聞ける方、物事を柔軟に考えより良いものを作るための試行錯誤を惜しまないチャレンジ精神旺盛な方を求めています。 |
採用担当からのメッセージ |
未経験でも一つ一つ丁寧に基本から指導し、覚えた事が確実に身につく様に任せてみる様にもしていきます。 高度な技能と知識を有する腕利きの金型職人になるには数十年を要するので簡単ではありません。 でも新興製作所では昔の職人技や経験を高度機械加工やコンピュータで代用し、経験と能力に合わせて業務分担を行っていますので、経験や習熟度に合わせて十分に活躍出来る環境を用意しています。 派手さはないけれど無くてはならない基盤技術の世界、金型技術者の一員として一緒にものづくり日本を支えて行きましょう。 |